SmartHRは、同社が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」が、NTTドコモに8月より導入されたことを発表した。
NTTドコモでは、組織再編にともない新入社員の入社手続き対象が拡大し、以前より課題となっていた新入社員の受け入れ業務の抜本的な見直しが必要となった。これまで手作業で行っていた入社手続きに関する書類作成から郵送による書類の受け渡し、メールでの個別対応や表計算ソフトでの進捗管理は人事・労務担当者にとって負担となっていたという。
また、内定から配属にともなう住所変更など段階的に実施していた従業員情報の収集は、準備から完了までに半年ほどの時間を要していたとのこと。こうした現状を打開するため、労務手続きのペーパーレス化と組織の業務効率化に向けた取り組みを開始し、SmartHRの導入を決定したとしている。
SmartHRの導入によって、業務の効率化だけでなく従業員の満足度向上にもつなげ、NTTドコモを含めたドコモグループ全体のDX化に貢献することが期待されているという。
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