ノーコード推進協会(以下、NCPA)は、ノーコード人材の育成を促進し、ノーコードの適切な理解を広げるための認定制度として「NCPA認定ノーコードパスポート」を提供開始する。これにともないノーコード推進協会を一般社団法人化した。
NCPA認定ノーコードパスポートでは、ノーコードツールの概念や基本的な知識を学習するための機会を提供し、ノーコードスキルを客観的に証明する。ノーコードパスポートで定義する「ノーコードスキル標準」は、ノーコードを活用するために必要な「ノーコードスキル要素」と、ノーコードツールの習熟度を示す「ノーコードスキルレベル」で定義。ノーコードスキル要素は、ノーコード理解、ノーコードスキルに加え、ITスキルやコミュニケーションスキルなどで構成されているという。

また、ノーコードスキルレベルに合わせて3段階の資格で構成。2024年1月(予定)に「NCPA認定ノーコードパスポート サファイア」を開始し、その後「NCPA認定ノーコードパスポート エメラルド」「NCPA認定ノーコードパスポート ダイヤモンド」を順次開始していく予定だとしている。

なお、初年度受験者目標人数を1,000名とし、試験詳細は2024年1月にNCPAのWebサイトにて公開予定だという。
【関連記事】
・SCSK、ブラウザ対応アプリケーションをノーコードで開発できる「CELF Anywhere」提供へ
・Alteryx、生成AI活用した新機能「AI Studio」を発表 ノーコードユーザー向けに機能強化
・サイボウズとエン・ジャパン、ノーコード活用の事例盛り込んだDX人材育成ガイドラインを公開
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア