SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

広島大学とNEC、新型コロナウイルス感染症患者に関するデータの連携を自動化へ

 広島大学とNECは、個々の病院で電子カルテシステムに入力された新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)患者の情報を、広島県の感染症サーベイランスシステムに自動でデータ連携する仕組みを構築する実証を共同で開始した。なお、同実証は広島赤十字・原爆病院や広島県医師会、広島県健康福祉局の協力を得て実施するとしている。

 この実証では、NECの電子カルテシステム「MegaOakHR」に、広島大学大学院医系科学研究科 公衆衛生学が知見を持つ感染症の報告様式「広島県新型コロナウイルス感染症版J-SPEED(以下、広島県COVID-19版J-SPEED)」を組み合わせることで、感染症情報収集の仕組みをデジタル化するという。具体的には、広島赤十字・原爆病院において、COVID-19患者の情報を電子カルテシステム上の広島県COVID-19版J-SPEEDテンプレートに入力。このデータが、広島県医師会が管理する地域医療ネットワークであるHMネットを通じて、自動的に感染症サーベイランスシステムに連携/登録されるとのことだ。

 また、収集した情報をもとに広島県健康福祉局が作成する感染症レポートを電子カルテシステムに連携。これにより、診療時に感染症情報を確認できるとしている。

 両者は今後、同実証によって削減される医療従事者の業務負荷を定量的に測定するとのことだ。そして将来的には、COVID-19だけではなく様々な感染症情報収集の汎用的な仕組みとして全国に拡大することを目指し、取り組みを推進していくという。

【関連記事】
NECとアサヒ飲料、AIを活用した商品需要予測の実証を実施 年間3億円の削減見込みなど確認
NEC、2024年春から独自LLMを提供へ ビジネスに応じた生成AI利用環境の提供目指す
NEC、12月よりパートナー企業と協力し製造業DXを推進する「共創パートナープログラム」開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18988 2023/12/25 17:55

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング