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伊藤園、約5,500人の従業員が利用するデータ活用基盤をOCIで刷新 データドリブンな戦略策定目指す

 伊藤園は、約5,500人の従業員が利用する営業系データ活用基盤の刷新に、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入した。

 同社は2000年代後半に「Oracle E-Business Suite」を導入したが、利用開始から長年経過していることから、そのアップデートが課題になっていたという。そこで、まずデータベース・インフラストラクチャの刷新に着手。2019年に従来のオンプレミス環境からクラウド環境への移行を決定し、Oracle Autonomous Data Warehouseを選定したとしている。

 直近では、汎用検索として利用していたツールのサポート終了にともない、今後のデータ活用の高度化を見据えた新たなインターフェースとして、AIや機械学習(ML)などのアナリティクス機能を備えた「Oracle Analytics Cloud」も導入。Oracle Analytics Cloudを活用した新たな汎用検索インターフェースは2023年12月に全機能がリリースされ、従前システムとの並行稼働期間を経て、2024年6月に新システムに完全移行するとしている。

 今後は、Oracle Autonomous Data WarehouseとOracle Analytics Cloudの最新のAIやML技術を活用し、データドリブンな戦略策定や業務改善にも取り組んでいく方針だという。

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