SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

SAP、Google Cloudなどとの生成AIのイノベーションとパートナーシップ強化を発表

 SAPは、オーランドで開催されたSAP Sapphireカンファレンスで、生成AIのイノベーションとパートナーシップを発表した。

 同社は、生成AIが企業レベルで実現できることの可能性を広げるため、AWSおよびMicrosoftとの協業拡大に加え、Google Cloud、Meta、Mistral AI、NVIDIAとのパートナーシップにより、AI対応技術の力を活用して迅速に革新を遂げ、より豊富な実用成果を提供するとしている。

Google Cloud

 両社のパートナーシップを拡大し、ビジネスAIを活用して企業がサプライチェーンリスクをより適切に予測・軽減し、混乱を最小限に抑え、最適な在庫レベルを維持するという。両社は、JouleとSAP Integrated Business Planning for Supply Chainを、Google CloudのGeminiモデルAIアシスタントおよびGoogle Cloud Cortex Frameworkのデータ基盤と統合するとしている。

Meta

 Meta Llama 3を活用してSAP Analytics Cloudでカスタマイズされた分析アプリケーションを生成するという。Metaの次世代AIモデルは、言語の微妙なニュアンスと文脈理解に優れており、企業のビジネス要件を具体的な成果に変換するのに最適だという。

Mistral AI

 SAP AI Coreの生成AIハブ機能に、生成AIを専門とするMistral AIの新しい大規模言語モデルを追加するとしている。

NVIDIA

 両社は、最先端技術をエンタープライズ向けビジネスアプリケーションに組み込むためのクロス・プロダクト・パートナーシップを推進するという。

  • SAPは、RISE with SAP導入支援のためのAIアシスタントとしてJouleをトレーニングする際、NVIDIAの最新AIモデルがSAPコンサルティング資産を分析し、的確で関連性の高い回答を導き出すように取り組む
  • SAPは、JouleをABAP Cloudモデルに組み込み、SAP開発者向けにABAPコードを生成。この際、NVIDIAの高速処理インフラストラクチャを活用し、SAPの生成AIモデルの実行、拡張、管理を行う
  • SAPは、生成AIをSAP Intelligent Product Recommendationに導入し、NVIDIA Omniverse Cloud APIを活用して、複雑な製造製品や構成をデジタルツインとしてシミュレーションすることを可能にする

【関連記事】
AWSとSAP、協業を拡大 生成AIを活用した機能開発と効率向上目指す
NECが「SAP S/4HANA Cloud」に移行へ 生成AIを活用し2025年5月の稼働目指す
プライム企業の9割が生成AIを導入済み 6割は「自社開発に踏み出している」──デロイト トーマツ調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/19813 2024/06/05 18:10

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング