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2030年までにAPI攻撃は548%増加か──Kong調査

 Kongは、2024年8月28日に公開したレポート「API Impact Report 2024」の日本語版を発表した。

調査結果

 92%の開発者がAIを自社の優先事項とし、83%がAI投資により新製品やサービスの機会が生まれたと報告。これに対し同社は、開発者がAIを積極的に受け入れていることを示していると述べた。

 60%の開発者が、API管理の今後1〜2年で最も重要なのはAIとの統合だと考えており、最も使用されている大規模言語モデルはChatGPT、次いでAzure AI、Google Geminiの順となっているという。なお、80%の開発者が「組織にAI利用に関するガイドラインがある」と回答する一方で、60%は「その制約を回避している」と回答した。

 また、開発者と管理者の半数は、「自社がAPIのビジネス価値をより認識する必要がある」と回答。国におけるAPIの経済的影響は2030年までに3.4兆ドルに達し、世界的には17.3兆ドルに達すると予想されており、AIを支えるAPIの価値は170%増加すると見込まれているとのことだ。

 セキュリティ面に関しては、同レポートで2030年までにAPI攻撃が548%増加すると予想されている。実際、調査対象となった開発者の約60%が「AIと既存のインフラ統合時におけるデータプライバシーやセキュリティ/ガバナンス」を、最大の関心事として挙げているという。

 これらの結果に対し同社は、AI活用のためにより強力なAPI戦略が不可欠だとした。

調査概要

  • 調査対象:業界の専門家やITプロフェッショナル747名
  • 調査期間:2024年6月、7月

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