ドーモは、企業のDX推進における課題やニーズを踏まえ、全社レベルでデータ活用を定着させる「カンパニー・ワイド・アダプション(Company Wide Adoption)」(以下、CWA)の提供を開始した。
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CWAは、全社レベルでのデータ活用を定着させ、持続的に成果を生み出すためのフレームワーク。同フレームワークは、「組織」をベースに「案件」「教育」「監視」「保守」「統制」「啓蒙」の6つの定着化・仕組み化モデルで構成され、企業のDX戦略に基づき優先順位を決定し、繰り返し実行することで、データ活用を組織全体に定着させるという。特に「教育」モデルでは、全社の意識を統一し、DX推進のグランドデザインを描き、実行計画を立案できる人材を育成する「データアンバサダー育成講座」も提供するとのことだ。
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CWAの導入により、データ活用が一部のメンバーに偏ることなく、全社的な取り組みとして進展するという。また、ドーモのカスタマーサクセスチームが、各企業に適したアプローチを提案し、伴走型で支援を行うとしている。
CWAの特徴として、各ステップに具体的な施策やKPIが設定されており、企業はこれを基に即座に行動に移せるという。加えて、業界各分野での実績に基づくベストプラクティスが組み込まれており、実行性の高いアプローチを提供するとのことだ。
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