フォーティネットは、データおよび生産性セキュリティポートフォリオを強化し、新たに「FortiMailWorkspace Securityスイート」をラインアップに加えたと発表した。
同社の強化されたワークスペースセキュリティソリューションは、脅威トレンドに正面から取り組み、Eメール、ブラウザ、コラボレーション環境を、AIを活用した諸機能により保護し、勤務場所や形態に関わらず、内外からの脅威に備えるという。これにより、デジタルワークスペース全体におけるユーザーのやり取り、およびデータ移動を包括的に保護するとのことだ。
- Eメールセキュリティ:フォーティネットは、Perception Pointを買収、統合したことで、FortiMail Eメールセキュリティプラットフォームの機能を拡充し、カスタマイズしやすいソリューションを構築。FortiMailは、アプライアンス、仮想マシン、ホステッドサービス、SaaSなどに適した展開オプションを備え、インバウンドやアウトバウンド(リレーを含む)、社内メールの保護をはじめとする、あらゆるEメールセキュリティのニーズに対応できるという。また、ゲートウェイ、サーバー、ICES、ハイブリッドなど多数の動作モードで稼働し、高度な構成が可能なUIのほか、効率的なSaaSエクスペリエンスも提供するとしている
- セキュリティをコラボレーションツールにも拡張:FortiMail Workspace Securityスイートは、Eメールだけでなく、Webブラウザやコラボレーションツールも保護するという。そのため、組織はMicrosoft 365およびTeams、Google Workspace、Slackといったプラットフォームでの巧妙な攻撃も阻止できるとしている。このソリューションスイートは、検出が難しいWebベースの攻撃や、共有ファイルに隠されたマルウェア、チャットやコラボレーションアプリから送信される悪意あるリンクをブロックできるとのことだ。また、クラウド環境におけるユーザーアクティビティの可視性も強化され、セキュリティチームは事態が深刻化する前にアカウントの乗っ取りを検知し防止できるという。24時間365日対応のマネージドインシデントレスポンスサービスが組み込まれており、脅威分析と封じ込めをサポートし、SOCチームの業務負担を軽減するとのことだ
- 重要データをスマート防御:FortiDLPに、Secure Data Flowによるデータリネージやシーケンス検知などの諸機能が追加されFortiMailを強化しているという。機密データを発信元から正確に追跡してセキュリティ/インサイダーリスクチームに情報提供するほか、ユーザーがそれらのデータをどのように利用し操作するかを特定。また、ユーザーアクティビティを自動的に相関付け、調査続行の根拠となる高リスクな挙動を検知するという。FortiDLPは、クラウドドライブを介した機密データの不正共有を監視し、未認可のSaaSあるいは生成AIプラットフォームに機密情報が公開されるのを防止するなどの機能を通じて、知的財産も含めた機密データの保護に必要なコンテキストと制御を提供するとしている
【関連記事】
・KnowBe4のセキュリティ・学習提供機能がMicrosoft Edgeと統合、ブラウザ上での危険行動を検知
・日本IBM、AI駆動型統合基盤「webMethods Hybrid Integration」発表 AI Gatewayで企業のAIガバナンスを強化
・F5、ADSPにAI活用したデータ漏えいの検知・防止機能を追加 暗号化トラフィックへの高度な可視化へ
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア