HENNGEは、SaaS利用時のセキュリティリスクを低減しテクノロジーの活用を後押しする企業向けクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が、ストラテジットの提供するシステム連携基盤「JOINT iPaaS」とのAPI連携を開始したと発表した。

JOINT iPaaSは、企業が利用する様々なSaaSやオンプレミスシステム間の情報を連携・統合し、業務プロセスを自動化する、iPaaSと呼ばれるサービス。今回のAPI連携によって、JOINT iPaaSが異なる複数のシステムから集約したユーザー情報を、HENNGE Oneに自動的に連携できるという。同様に、HENNGE Oneで登録・更新されたユーザー情報も、JOINT iPaaS経由でほかのシステムへ自動的に同期できるとしている。
同連携のメリットについて
- 業務の効率化:JOINT iPaaSが収集したユーザー情報をHENNGE Oneに自動同期することで、従業員の入社や異動、退職などにともなうアカウント作成・更新・削除などの作業を自動化。これにより、手動作業による人的ミスを削減し、システム管理者の運用管理負担を軽減するという
- 情報の一元化:HENNGE Oneのユーザー情報においてもJOINT iPaaSを経由して外部システムへ自動連携できるため、クラウドサービスや社内システム間で常に最新のアカウント情報を維持することが可能。その結果、システム全体での統合的なアカウント管理とセキュリティ強化を同時に実現するとのことだ
- 余剰コストの削減:JOINT iPaaS側でHENNGE Oneのユーザー利用状況を把握できるという。不要なライセンスの洗い出しが可能となり、余剰コストの削減にもつながるとしている
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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