発表によると、2011年におけるIBMの米国特許取得件数の総数は6,180件で、これは、ヒューレット・パッカードの約4倍、オラクル、サンの特許取得件数の合計数の約6倍に当たるとしている。
IBMによると、2011年の米国特許取得件数新記録達成に関連した社員は8,000名を超え、米国および世界36カ国で勤務しているという。
米国特許取得数の上位10社は次の通り。
●2011年米国特許取得数上位リスト
1. IBM 6,180件
2. Samsung 4,894件
3. Canon 2,821件
4. Panasonic 2,559件
5. Toshiba 2,483件
6. Microsoft 2,311件
7. Sony 2,286件
8. Seiko Epson 1,533件
9. Hon Hai 1,514件
10. Hitachi 1,465件
*IFI CLAIMS Patent Servicesから提供された年間上位リストのデータ
IBMは発表において、2011年度に取得した特許のうち重要なものとして次のような例をあげている。
・米国特許第8,019,992号:Method for granting user privileges in electronic
commerce security domains(電子商取引セキュリティ領域における特権をユー
ザーに付与する手法について)
柔軟な認証や権限付与の仕組みを複数のオンライン・ストアにまたがって提供。
・米国特許第8,037,000号:Systems and methods for automated interpretation
of analytic procedures(分析手順自動解釈システムおよび手法について)
専門分野の専門家が定義したテンプレートを活用して、分析結果の自然言語説明作成をダイナミックに行う手法に関するもの。
・米国特許第8,005,773号: System and method for cortical simulation(脳の皮
質シミュレーション・システムおよび手法について)
人間の脳が持つ認知能力を模倣してシミュレーションするコンピューター・システムの開発に関するもの。
・米国特許第7,882,219:Deploying analytic functions(分析機能の展開について)
ユーザーが大量の異なるデータ・ソースに対する高度なストリーミング・アナリティックスをデザインし、適用することを可能にする。
■ニュースリリース(英文)
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/36463.wss