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NEC、スマートシティ推進室を設置

センシング、認証、監視、制御、クラウド基盤の5つの技術を連携

スマートシティ推進室は、スマートシティを構成するNECの事業分野・ソリューションの整理や連携を推進し、具体的な「スマートシティの計画」や「オペレーションの設計・提案」への対応を、日本のみならずグローバルに行っていくとしている。

NECは発表のなかで、スマートシティとは"進化する都市"であり、将来にわたる変化に柔軟に対応できる仕組みの提供が重要だとしている。その課題に対して、短期、長期の変化に対応するため、都市の重要要素である「人」「交通/物流」「情報」「エネルギー」の4つの層をネットワークでつなぎ、連携させる中で、状況や変化をとらえてるという。それにより、将来を予測し先手を打って対応すること、発展段階に応じたインフラを実現すること、そして初期コストやメンテナンスコストを抑えて、長期にわたって最適な運用をサポートするビジネスモデル提供することをめざすという。

発表では、センシング、認証、監視、制御、クラウド基盤の5つの技術がNECの強みであるとしており、それについて次のように解説している。

・センシング:宇宙から地上・海底までを網羅する、RFIDや無線を利用した最先端のセンサや映像認識技術により、高度な認証につながるデータを提供。たとえば、地震をすばやく感知して街全体で備えたり、光ケーブルセンサで距離の長い高速道路の監視を可能にしたり、映像を含めたより高度な生体認証につながるデータを提供。

・認証:センシングで認識されたデータは、所在・状態の正当性チェックを行うことで常に認証。スマートシティでは、街の認証データの量が膨大となるため、リアルタイム性を高めるための高度な認証技術によって、効率よく、早く、確実な認証を行う。

・監視:センシング、認証、制御などの状態を監視するとともに、異常を検出した場合は必要なところへリアルタイムに通知。たとえば、異常が発生した場合は、リアルタイムで映像等の情報とともに必要なところへ通知し、防災・防犯・事故防止などを行う。

・制御:モニタリングされたデータをリアルタイムで解析し、最適な制御情報を判断。たとえば、ビル内では位置情報の活用で、より小さなエリアで空調を制御でき、働く人それぞれに合わせた環境を作る。

クラウド基盤:ハードウェアやデータの所在を意識することなく、必要な分だけ利用でき、災害に強いバックアップ機能を付加することが可能なる。また、状況や時間の経過によって変化するサービスに対して、迅速かつ柔軟に対応する。たとえば、街によって違う住民サービスの提供や、大量の処理が必要な場合にリソースを柔軟に対応させる。

■スマートシティに関する取り組みの詳細
http://www.nec.co.jp/solution/smartcity/

 

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