Xサーバは、Linux等のUnix環境で、GUIを提供するX Window Systemをオープンソースで実装したもの。
X.Org Foundation製のXサーバには、PCF形式のフォントファイルの取扱いに問題があり、バッファオーバーフローを引き起こすとのこと。弱点が悪用されると、コンピュータ上でユーザの意図しないプログラムの実行やファイルの削除、ボットなどのツールがインストールされるなど、コンピュータが悪意ある第三者によって制御される可能性があると指摘する。
対策としては、製品開発者や各OS提供元が提供する最新バージョンにアップデートすることだとしている。