Xサーバは、Linux等のUnix環境で、GUIを提供するX Window Systemをオープンソースで実装したもの。
X.Org Foundation製のXサーバには、PCF形式のフォントファイルの取扱いに問題があり、バッファオーバーフローを引き起こすとのこと。弱点が悪用されると、コンピュータ上でユーザの意図しないプログラムの実行やファイルの削除、ボットなどのツールがインストールされるなど、コンピュータが悪意ある第三者によって制御される可能性があると指摘する。
対策としては、製品開発者や各OS提供元が提供する最新バージョンにアップデートすることだとしている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア