「PowerTerm WebConnect」は、RDS、VDI、物理マシンといったホストで稼働するWindowsアプリケーションとデスクトップに対して、セキュアで集中管理されたアクセスを提供するもので、安価なライセンス価格、シンプルなシステム構成、あらゆるデバイスから利用できるブラウザ・クライアントが特徴だという。
クライアント仮想化によって実現するワークスタイル変革、セキュリティ強化、BCP対策、BYOD、クライアント管理集中化などに加えて、Windowsアプリケーションを簡単にブラウザから利用可能にし、マルチデバイスへの対応や、セキュアなリモートアクセスも実現できるとしている。
「PowerTerm WebConnect」の新バージョン5.8.2.1では、先行リリースしていたRDPホストへのブラウザアクセスを可能にする「Ericom AccessNow」と、RDPアクセラレーターの「Ericom Blaze」の最新機能をPTWCコネクションブローカー経由で利用可能にしたことで、低帯域ネットワークにおけるリモートのWindowsデスクトップとアプリケーションの表示パフォーマンスの向上を実現したという。
「Ericom PowerTerm WebConnect」5.8.2.1の主な機能拡張点は次のとおり。
・クライアントの種類に応じて分かれていた配信ホスト側のEricomコンポーネントが統合され、PTWCのシステム構成がシンプルに。
・各種デバイスのネイティブ・クライアントから「Ericom Blaze」でアクセスする際、音声と動画再生時のパフォーマンスが大幅に向上。
・HTML5対応ブラウザからアクセスする際、PTWCの前バージョン(v5.8.2)と比べ通信データ量が半分以下に。これによりブラウザ・クライアントの弱点であった、画面レスポンスがネイティブ・クライアントと同等レベルに。
なお、今回の新バージョン提供にともなってフル機能を30日間無料で体験可能な「評価版」のダウンロード・サービスを3月31日から開始する。
【関連リンク】
「「評価版」のダウンロードページ