今回、提供される「Masume」は、日常的にExcelを用い実際に集計の負担に直面している担当者を対象とする新しいクラウドサービスだという。Webブラウザから集約・集計したいExcelファイルをアップロードするだけで、Excelシート内の集計対象となるセルを自動認識し1つのテーブル(表)に集約して結果を返す。
ファイルアップロードによる集計のほかにも、Excelファイルを添付したメールを「Masume」から送信し、返信された記入済みのExcelファイルを自動集計することもできる。
「Masume」は、Webブラウザがあればどこからも利用でき、PCへのインストールは不要。さらに、操作体系や画面はExcelに合わせてあるため学習負担もない。担当者の手元のマシン環境や既存の業務プロセスを変えることなく、担当者自身でExcel集計の課題を解決できるソリューションだとしている。
「Masume」プレビュー版は、初回利用時にアカウントを登録するだけで、フル機能を無料で利用することができる。なお、製品としてのサービスの開始は2016年春を予定しており、正式リリース後は、月額ベースでの料金体系を予定しているという。