「DBMoto 9」は、Hadoop Distributed File System (HDFS) とTeradataへのリアルタイム・データ・レプリケーションをサポートすることで、ビッグデータ・データベース、データストア、分析プラットフォームの対応をさらに拡大したという。
これにより「DBMoto 9」は、Teradata、SAP HANA、HP Vertica、IBM PureData System for Analytics、Hadoop、Google App Engine Datastoreを含む多くのデータベース間でのリアルタイム・レプリケーションが可能になった。
「DBMoto 9」の主な新機能は次のとおり。
1. Teradataのサポート:これによりOracle等のRDBからTeradataへの移行・連携が 可能に。
2. Hadoopのサポート:これによりOracle等のRDBからHadoopのHDFSへのデータ複製が可能に。
3. Oracle、IBM DB2 for i、MySQLからのレプリケーション機能強化:ネイティブなデータベース・ログを直接リードすることでレプリケーションのパフォーマンスが向上。
4. LOB(Large Binary Object)データ型のレプリケーションに対応:新たにOracleと IBM DB2 for iでBLOB/CLOBのデータタイプの差分ミラーリングレプリケーションに対応。
5. トランザクション・レプリケーション機能の強化:トランザクション・レプリケーションでコミット制御のサポートを導入。これにより発行クエリ数が大幅に削減され、速度向上。
6. レプリケーション検証用の新規スケジュール機能を追加。