「FinalCode自治体限定版」は、都道府県庁、市役所、町村役場をはじめとする公共団体の要件に合わせ、特に団体内のファイルを守ることに特化したIRM製品として、「FinalCode」の機能をシンプルにして提供される。
共有ファイルサーバー内のフォルダーに対して、管理者が自動暗号化の設定をしておくことで、職員がフォルダーに格納したファイルは自動的に「FinalCode」で暗号化され、ファイルに対する操作ログを収集することができる。
ファイルが組織外に流出した場合でも、職員以外には閲覧権限が与えられていないため閲覧することができず、情報漏洩を防ぐことができるという。
「FinalCode自治体限定版」は、個人番号利用事務系、LGWAN接続系、インターネット接続系のいずれのネットワークでも使えるよう、VA(Virtual Appliance)で「FinalCode」サーバーを提供する。
「FinalCode」クライアントは、Active Directoryなどを利用することでリモートインストールができる。暗号化ファイルの閲覧権限を、AD/LDAPに設定した組織単位、セキュリティグループやドメインで指定しておくことで、頻繁な人事異動にも柔軟に対応できるとしている。