ジュピターテクノロジーは、代表製品である中小規模環境向けWindowsベース製品「Kiwi Syslog Server」(開発:米 SolarWinds社)や、大量のログ管理や内部統制などの用途に向けた高速かつ信頼性の高い処理が求められる環境に最適な「syslog-ng Store Box (SSB)」(開発:ハンガリー BalaBit社)などのログ管理製品を幅広く提供してきた。
今回、中小規模環境向けにニーズの高いWindowsベースであると同時に、日本語にも対応する「WinSyslog」を新たにラインナップに加え、「ライセンス」「ライセンスパッケージ」、そして手軽に導入できる「アプライアンス」の3形態で提供する。
「WinSyslog」は、Windows用シスログサーバーで、1996年の出荷開始以来、その信頼性、安定性、使いやすさ、低価格により、多くのネットワークプロフェッショナルから高い評価を得ているという。RFC 3164、3195を含む基準に準拠。ユーザーインターフェースは日本語も選択でき、導入後すぐに使えるという。
提供される3形態の概要は次のとおり。
・WinSyslogライセンス:100IPからの受信をサポートするProfessional、無制限IPからの受信をサポートするEnterpriseの2製品から選択できる。
・WinSyslogライセンスパッケージ:WinSyslogライセンスとログリアルタイム監視・高速検索のための「Retrospective」のパッケージ製品。ログ収集から検索まで、ログ管理システムに必要なすべての機能を含む。Retrospectiveとは、centeractive ag(スイス)が開発したログデータの検索・リアルタイム表示のための製品で、リアルタイムログ表示に加え、多数のログファイルから必要なデータを高速検索するためのツール。
・BlueVault WinSyslogアプライアンス:専用の小型サーバーにWinSyslog Professionalライセンスパッケージをプリインストールし、設置後すぐに運用できるように初期設定済みの製品。小型のミニタワー「モデルmT」、奥行きの小さな1Uラックマウント「モデルS」がある。「モデルS」には、ハードウェア故障時の優先サポート(先出センドバック)も可能。