IoT関連のソリューションを構築するためには、ハードウェア、ソフトウェア、各種デバイスに関する多種多様なスキルや知見が必要となる。そのため、ビジネスパートナーとのエコシステムを拡充し、それぞれの強みを生かしたIoTソリューションをより早く市場へ提供することにより、競争力強化を図ることを支援するという。
「Watson IoT Platform」は、IBMのクラウド基盤であるBluemix上で提供される。Watson IoT Platfromを使うことで、センサーやインテリジェントな装置といったデバイスを安全かつ簡単に接続でき、これによりコグニティブ技術を提供するIBM Watsonや、データ分析やルールエンジンといったBluemix上で提供される豊富なAPIと連携しやすく、IoTデータの分析、可視化ダッシュボード、モバイルIoTアプリなど開発が容易になり、開発スピードも向上する。また、Watson IoT事業では、さまざまな業界に特化したIoTを導入しやすくしているという。
「Watson IoT Platform パートナーエコシステム」は、IBMのIoT向けクラウド・サービス「Watson IoT Platform 」を活用し、ハードウェア、ソフトウェア、クラウド、インテグレーションなどのIoT ビジネスを展開しているビジネスパートナーを対象としたプログラムになる。
「Watson IoT Platform」を活用したビジネス活動、技術支援、教育、マーケティングなどを実施することによってエコシステムを構築し、IoT ビジネスの拡大をめざすとしている。現在、ビジネスパートナー17社が参加し、今後とも拡充を図る予定だという。
現在の参加企業は次のとおり。(社名50音順)
- アーム株式会社
- アルパイン株式会社
- アルプス電気株式会社
- イサナドットネット株式会社
- 株式会社AIT
- 京セラ株式会社
- 株式会社ジェーエムエーシステムズ
- 株式会社ジェナ
- 株式会社セイノー情報サービス
- 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
- 日本情報通信株式会社
- ぷらっとホーム株式会社
- 株式会社プロドローン
- 株式会社マクニカ
- 三菱電機株式会社
- 株式会社ユビキタス
- 株式会社リコー