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システムインテグレータ、最新のEDB Postgres対応の「Object Browser」を発表

 EDB Postgresは、PostgreSQLをエンジンとしたエンタープライズデータベースであり、EDB Postgresに特化したクラスタウェアをはじめ、コマンド1つで複数データベースのバックアップ取得/管理ができるバックアップツール、性能監視や周辺システムとの連携ツールなど、企業システムのデータベース運用で求められる機能がオールインワンで提供されている。

 また、Oracle Databaseとの高い互換性により既存プログラムを有効活用できることやスモールスタートが可能な柔軟なライセンス体系であることから、汎用的なデータベースに代わる選択肢として、企業での採用が増えている。

 「SI Object Browser」シリーズは、1997年に日本国内でOracle Databaseの開発支援ツールとしてリリースされ、その後SQL ServerやDB2、HiRDB、Symfowareなどの商用データベースに順次対応し、2017年3月末時点でシリーズ累計360,000ライセンス、約16,000社への出荷実績があるという。

 今回、顧客から数多くの要望が寄せられていたEDB Postgresの最新バージョンに対応した「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」をリリースすることで、他の商用データベースと同様、EDB Postgresを採用した場合の開発生産性を向上させるとしている。

 EDB Postgresによるミッション・クリティカルな企業システム構築のサポートでも実績があり、同製品の販売代理店を務めるアシストでは、自社からEDB Postgresのサブスクリプションを購入した顧客に対し、「SI Object Browser for Postgres V3.0」のクライアント・ライセンスを無償で提供する。これにより、EDB Postgresによるシステム構築の負荷軽減/工数削減に大きく貢献し、顧客企業における複数データベースの適材適所での有効活用を支援するという。

 ■「SI Object Browser for Postgres」の特徴

 「SI Object Browser for Postgres」は、EDB PostgresおよびPostgreSQLデータベースに直接接続し、次のようなデータベースに関わるすべての操作をGUIで行うことができる製品になる。

  • テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成
  • テーブルデータの編集
  • ストアドプログラムの作成・実行

 開発支援ツールは、各データベースベンダも提供しており、PostgreSQLにも「pgAdmin」などの管理ツールが提供されている。「SI Object Browser」シリーズは、いわばこれら純正品に対するサードパーティ製品という位置づけになるが、純正品を上回る機能を豊富に実装している。

 例えば、テスト用に数十万件のデータを自動で作成できる「テストデータ自動生成」機能、テーブル定義書などの各種ドキュメントを出力する機能、SQL実行画面からショートカットでSQLリファレンスを表示する機能などを満載している。動作も非常に軽快で、機能とユーザビリティの両面で多くのユーザに評価されており、開発生産性が上がるメリットにより幅広いシェアを獲得している。2015年には強く要望されていたEDB Postgres対応版をリリースし、EDB Postgres開発生産性の向上にも貢献している。

  ■「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」の新機能

 最新バージョンでは、EDB Postgres 9.6および、PostgreSQL 9.6を正式にサポート。また、下記の機能拡張を行った。

 1. 行セキュリティポリシーの設定:テーブル画面に[行ポリシー]タブを新設し、行セキュリティポリシーの有効/無効を設定できるようにした。当該テーブルに紐づく行セキュリティポリシーは、このタブから一覧で確認することができる。適用される行セキュリティポリシーを効率よく把握することが可能。

 2. WALの設定:テーブル画面の[領域情報]タブから、当該テーブルのWAL設定を表示するように変更。WAL出力を行うか否かを判断できるようになる。また、WAL出力有無を、簡単に設定できるようにした。

 3. BRINの作成:インデックス画面において、BRINの作成を行うことができるようになった。インデックス画面では、B-tree/HASH/BRINの3種類のインデックスを作成できる。

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