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Dell EMC、拡張性に富み自動化された第14世代「PowerEdge」サーバを発表

 第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバの概要は次のとおり。

 ■最新のテクノロジーを実装し、あらゆるワークロードに柔軟に対応

 新製品により、企業はソフトウェアデファインド データセンターの既存ワークロードと、クラウドネイティブなワークロードの両方をサポートすることが可能になり、変化するビジネスニーズに柔軟に応えることが可能になる。さらに、NVM Express(NVMe)をはじめとするさまざまな最新テクノロジーを包含し、ソフトウェアデファインドストレージとハイパーコンバージドインフラストラクチャのための共通基盤として最適なコンピューティング環境を構築することが可能となる。

 新製品には次のようなテクノロジーが実装されている。

 ・データベース パフォーマンスの向上と低いレイテンシ:VMware vSANクラスタで、データベースを使用する際に最大12倍のIOPS1と、98%のレイテンシの短縮を実現。

 ・仮想マシン(VM)の高速かつシームレスなライブマイグレーション:25GbE、RDMA(Remote Direct Memory Access)環境でCPU負荷を最大75%軽減しながら、最大58%高速な仮想マシンの移行を実現。

 ・ストレージパフォーマンスの高速化:最大6倍のNVMeドライブ、最大5倍のトータルフラッシュストレージ、30%多いI/Oスロット、25%の密度改善によって、アプリケーションパフォーマンスを最大化。

 ■インテリジェントなオートメーション機能を装備

 インテリジェントなオートメーション機能により、IT部門は顧客へのサービスの品質を改善し、ビジネスをけん引するための業務に集中できるようになる。RESTful APIをサポートする「OpenManage Enterprise」は、デプロイ、アップデート、モニタリング、メンテナンスを自動化する。パワフルになった「OpenManage Enterprise」管理コンソールはこれまでにない、次のようなサービスを実現する。

 ・容易なサーバ ライフサイクル管理:使いやすいユーザーインターフェイス、最大4倍のパフォーマンス向上など進化した「iDRAC9」が、サーバの導入から廃棄、再利用までのライフサイクル管理を容易にし、モバイルデバイスベースのサーバ管理「QuickSync 2」によって30%短い時間で「iDRAC」のセットアップを実現。

 ・「PowerEdge」サーバの問題解決を最大90%高速化:専任のテクニカルアカウントマネージャーがユーザーを支援する「ProSupport Plus」と、障害検知と自動通知を行う「SupportAssist」を組み合わせることで、障害の解決時間を短縮するだけでなく、障害の発生そのものを減らし、サーバ運用にかかるコスト削減に寄与。

 ■ITライフサイクル全体をサポートする、統合されたセキュリティ機能を搭載

 増大するセキュリティリスクに対処するために、コンピューティング環境が統合されたセキュリティの能力を持つことが重要になる。第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバでは、セキュリティの脅威に対する高い耐障害性を備えたアーキテクチャが「PowerEdge」サーバの保護、リスクの検出、障害からの復旧、サーバの廃棄までサポート。

 ・「Secure Boot」(セキュアブート)機能:エンドツーエンドのサーバ安全性を確保するとともにデータセンター全体のセキュリティを強化。強固な信頼性を提供する「Intel Boot Guard」テクノロジーがシステム起動時にPowerEdge BIOSイメージの信頼性を検証し、Dell EMCによって提供された有効な署名済みイメージと一致する場合にのみ起動。

 ・「System Lockdown」(システムロックダウン)機能:あらゆるシステム構成を、悪意ある変更や意図しない変更から保護し、システム変更があった場合にはユーザーにアラートを通知。

 ・「System Erase」(システム消去)機能:「Instant Secure Erase」機能を拡張し、ドライブが盗難に遭った場合や不適切に再利用された場合、また障害のため別のドライブに交換された場合などに、セキュリティのため暗号化されているドライブ上の全データを数秒で完全に消去。

 ■第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバのラインアップ

 Intel Xeonスケーラブルプロセッサーを搭載。CPUコアが27%増、メモリ帯域幅が50%増となっている第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバによって、企業は基幹業務アプリケーションとワークロードのパフォーマンスを加速させることが可能になるという。(出荷時期を表記してないモデルは出荷開始済み)

 ・「Dell EMC PowerEdge R640」:1U/2ソケットプラットフォームで、高密度なスケールアウトデータセンターコンピューティングとストレージの最適な組み合わせを提供。

 ・「Dell EMC PowerEdge R740」:厳しい要件が求められる環境をサポートし、ストレージ、I/O、アプリケーション アクセラレーションの最適なバランスを実現するとともに、2U/2Sプラットフォームで卓越した構成の柔軟性を提供。「R740」は、サーバあたり最大50%多くのVDIユーザー、またHadoopアナリティクスのサポート向けに50%多くのGPUアクセラレータをサポート。

 ・「Dell EMC PowerEdge R740xd」:2U/2Sプラットフォームで、ソフトウェアデファインドストレージなどのアプリケーションやクラウドサービスプロバイダが求める多様な要件、Hadoopユーザー/ビッグデータユーザー、コロケーションホスティングをサポートするために、クラス最高のストレージパフォーマンスと密度を提供。

 ・「Dell EMC PowerEdge R940」:3U/ 4Sプラットフォームで、ERP(エンタープライズ リソースプランニング)やeコマース、超大規模データベースなど、非常に高い要件とミッションクリティカルなワークロードをサポート。

 ・「Dell EMC PowerEdge M640」および「FC640」:高密度でハイパフォーマンスを提供する独自のモジュラー型サーバ。ブレードおよびモジュールプラットフォームで卓越したスケーラビリティを実現。(2017年下半期に提供開始予定)

 ・「Dell EMC PowerEdge C6420」:ハイパフォーマンスコンピューティングに最適なモジュラー型の2U/8Sプラットフォームで、ユニットあたり最高の密度、スケーラビリティ、電力効率を実現。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

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