今回、これまで販売していた「XTREME DNA」を「XTREME DNA HPC Cloud」と名称を変更した。さらに、AI深層学習用に世界最速クラスのGPUベアメタルインスタンスを提供している米OneStopSystems社のSkyScaleの月額料金を組み合わせた「XTREME DNA Ultimate HPC with Skyscale」と、プライベートクラウドでのHPC利用向けの「XTREME DNA HPC Private Cloud」を追加し、全3製品の構成とした。
各製品の概要は次のとおり。
・XTREME DNA HPC Cloud:クラウドHPCソリューションの基盤
2016年11月に米国で開催されたスパコン学会「SC16」で発表、既に販売開始しているオリジナルエディション。Microsoft Azure をはじめとする従量課金のパブリッククラウド上に、アーキテクト不在で仮想スパコンを必要な時に必要なだけ利用可能にする構築監視管理無人化サービス。エクストリームデザインが提供するクラウドHPCソリューションの基盤として月額固定料金で提供する。
・XTREME DNA Ultimate HPC with Skyscale:最速クラスのAIスパコンを手に入れる
XTREME DNAの機能はそのままに、米OneStopSystemsが提供する究極のGPUベアメタルクラウドSkyScale対応したモデル。GPUインスタンスは最新モデル(Pascal)のNvlink版とPCIe版をラインアップ。PCIe版は1インスタンス最大16GPU搭載可能。XTREME DNA HPC Cloudの月額利用料にカスタム構成のGPUベアメタルインスタンスの月額利用料金をセットして提供。
・XTREME DNA HPC Private Cloud:プライベートクラウドでもHPCを
パブリッククラウド向けのXTREME DNA HPC Cloudを自社のHPCサーバーでも利用したいという要望に応える。仮想リソースプールにはOpenStackやAzureStack(予定)にも対応。