「BATP」は、ランサムウェアなどの既知および未知の高度な脅威をリアルタイムに検知し、防御するサンドボックスの機能を提供するクラウドサービス。シグネチャ分析、静的解析、挙動解析から包括的なサンドボックスまで、複数の階層を備えることによって多様な攻撃を高精度で検知するという。
具体的には、受信メールの添付ファイルをクラウド環境でスキャンし、脅威が検出されない場合は問題のないメールとして受信サーバに送信される。一方、添付ファイルに問題があった場合はそのメールを隔離し、メール使用者に危険なメールが届かないようにする。
これにより、高度なマルウェア、ランサムウェアの亜種など、スパム・ウイルス対策専用アプライアンスであるBarracuda Email Security Gateway(旧Barracuda Spam Firewall PLUS)の従来のウイルススキャン機能では検出することが困難であった攻撃への対応が可能になる。
マクニカネットワークスでは、Barracuda Email Security Gateway既存顧客向けに「BATP」の30日間の評価版の提供及び導入のサポートを提供する。