最新版ではデータ転送機能を新搭載し、Windows 10非対応が発表されているIBM社製のIBM i(AS/400)用端末エミュレーター「IBM i Access for Windows」(通称:「クライアントアクセス」)との互換性を強化した。これにより、「クライアントアクセス」から「FALCON 5250 Ver.4.5」への乗り換えができるようになったという。
金融サービスや公共サービスなどの高い信頼性を必要とする業務では、メインフレームやオフコンを使ったシステムが依然として稼働しており、その業務用端末の多くがWindows 7パソコンだという。しかし、Windows 7のメインストリーム サポートは2015年1月に終了しており(延長サポートは2020年1月まで)、業務用端末をWindows 10パソコンに移行する動きが始まっているという。
IBM i(AS/400)利用企業が使用している端末エミュレーターの「クライアントアクセス」は、Windows 10に対応しないことがIBM社から発表されており、ユーザー企業は何らかの対策が求められている。
今回、Windows 10移行時の対策として、「クライアントアクセス」に搭載されている「データ転送機能」をWindows 10対応の「FALCON 5250 Ver.4.5」に新搭載し互換性を高めることで、乗り換えを可能にしたという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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