ユビキタス・AIコーポレーショングループ(UAICグループ)では、ユビキタスが、これまで培ってきたIoT、組込みソフトウェア分野でのネットワーク関連技術や著作権保護、耐タンパ処理、暗復号技術などのソフトウェア技術と自社開発のミドルウェア製品を保有している。
また、エーアイコーポレーションは、ソフトウェア品質向上支援ツールと脆弱性検査ツール、セキュリティ関連製品などの多様なユニークかつ最先端の海外ソフトウェア製品を取り扱っており、さらに10月20日には新たに米Beyond Security社のファジングツール「beSTORM」の取り扱いも開始している。
これらの製品、技術を、要求分析から設計、開発、テストに至るまで開発プロジェクト全体で包括的に利用することで、仕様、コーディング規約の実装漏れやタイミング依存など表面化しにくい潜在的な不備、脆弱性(セキュリティホール)の原因となるソフトウェア不具合の検出、排除がより高度なレベルで早期に行えるという。
さらに、同様の工程を開発プロセスに定常的に取り込むことにより、品質がプロセス全般にわたって改善され、手戻り、不具合の少ない開発を実現し、高い生産性を保ちつつ、高品質かつセキュアなソフトウェア品質を確保できるとしている。
今回の発表では、これまでの製品中心の提案に加えて、長年にわたる組込みソフトウェアとセキュリティ関連の技術と知識、ソフトウェア開発工程での品質向上の経験が豊富なUAICグループの技術者によるコンサルテーションや技術サポート、トレーニングを合わせた統合サービスを開始する。
これにより、サイバーセキュリティ対策上の要求仕様策定から設計、実装、テスト、出荷判定、出荷後のサポートまで、メーカーや開発会社が全開発局面で直面する継続的に対応すべき課題へのソリューションを提供するという。