前回は、攻撃の脅威の現状を解説し、今後エンドポイントデバイスセキュリティの取り組むべき課題は3つに集約できると説明しました。「1.未知のマルウェアを考慮し、予防だけではなく自律的に検知、復旧できること」「2.大きな損失に繋がらないよう、復旧時間をできるだけ短縮すること」「3. 対策の進んでいるOSレイヤーだけでなく、ファームウェアも保護の対象とすること」。今回は、これらの課題を解決するためのコンセプトやメカニズムに話を進め、今後の脅威に対応できるセキュアなPCを選択するための技術的な着眼点を解説したいと思います。
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大津山 隆(オオツヤマ タカシ)
株式会社 日本HP パーソナルシステムズ事業本部 クライアントソリューション本部 ソリューションビジネス部 プログラムマネージャー
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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