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デジタル変革時代のプラットフォーム(AD)

開発レスで組織横断可能な業務アプリケーションを迅速に構築、同一プラットフォームで開発から運用までをサポートするNow Platformとは

アプリケーション開発のあらゆる要求に柔軟に対応できる

 Now Platformでは、簡単なロジックはGUI操作でコードを書かずにアプリケーション化できる。データ入力、検索、変更などの基本操作の部品が揃っており、これらにワークフローを適用すればアプリケーションがすぐ形になる。あらかじめ連携の設定をしておけば、ERPとのデータをやり取りするアプリケーションも構築できる。

 また「もっとリッチなアプリケーションを作りたければ、プロコードにも対応できます」と矢落氏。プロコードとは、専門知識をもつ開発者がUIやビジネスロジックをスクリプトで実装する開発を指し、Webアプリケーション開発では標準とも言えるJavaScriptがベース。そのため、Now Platformでの開発のために特別な開発言語スキルを習得する必要はない。

 「ワークフローやデータベースも用意されているので、ミドルウェアをインストールしてセットアップする手間もありません。開発や運用の環境を気にせずに、どのようなアプリケーションを作るかのところに専念できます」(矢落氏)。

 既に、1からコードを書きアプリケーション構築することに限界を感じている企業は多い。そのためクラウドへの関心が高まっており、さらにAPIエコノミーのような考え方も浸透してきた。またSaaSのように便利なものがあればどんどん利用する動きも活発化している。これらアプリケーションを取り巻くトレンドにぴったり当てはまるのが、ServiceNowのプラットフォームだ。

 「すぐに全てのアプリケーションをServiceNowへ移行できないかもしれません。まずは新たに作るアプリケーションだけをNow Platformで構築し、既存のアプリケーションと連携させる。そこから徐々にServiceNowに移行するアプローチが現実的でしょう」(佐々木氏)

 ServiceNowプラットフォームにはETL機能もあるので、システム間連携のためにコードを書く必要もない。このようにServiceNowのプラットフォームには、便利な機能が数多く備わっている。とは言えそれら全てを使わなければならない訳ではもちろんない。「必要なものだけを使い、小さく始めて短期間で成功を得る “Small Start, Quick Win” から始めるのも、成功しやすいアプローチの1つです」と矢落氏も言う。

 また、旧来のアプリケーション環境の移行を目的にNow Platformを採用する事例も増えている。たとえば働き方改革を進めるために、モバイル対応やセキュアなリモートアクセス環境を実現したいと考え、Lotus Notesなどで構築してきたレガシーなアプリケーションを一気に移行する。Now Platformではアプリケーションを集中管理でき、データも集約されコンプライアンスやガバナンス面でも安心して利用ができる環境となる。

出典:ServiceNowJapan作成[画像クリックで拡大表示]

企業全体のプロセスのオーケストレーションも可能に

 ServiceNowでは3年後までのロードマップを公開しており、それに沿って年に2回のアップデートを実施している。同社では常に顧客からのフィードバックを取り込み、プラットフォームを進化させている。ServiceNowでは世界中にデータセンターを配置し、可用性の高い環境を提供している。2カ所のデータセンターをペアにして世界中8拠点に展開しており、単一障害点は存在しない環境となっているのだ。その結果「実稼働ベースの可用性は99.995%と極めて高いものがあります」と矢落氏は言う。

 さらにインフラ部分は共有化しているが、その上のインスタンスは顧客ごとに占有する形式を取っている。よって、他の顧客のアプリケーション処理による影響を受けないという特長もある。インスタンスより上のバージョンアップタイミングは、顧客の都合に合わせて選べ、自由度も高い。

 「Now Platformは、旧態依然としたシステムの呪縛から抜け出したいと考えている組織で是非とも検討して欲しいものです」と佐々木氏。企業の中の業務プロセスをトップレベルから変えていく意識を持った企業であれば、ServiceNowのプラットフォームは大いに役立つだろうと言う。そして「ServiceNowのプラットフォームを活用することで、企業全体のプロセスをオーケストレーションすることも可能です。こういったところは、エンジニア的にも興味深いところだと思います」と矢落氏。このような企業のデジタル変革を促進する大きな可能性が見えるプラットフォームの導入は、エンジニアのやりがいを刺激するだろうとも続ける。

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

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