今回の強化では、利用者の負荷を軽減する操作の簡易化や、各種Webサービスの使用履歴毎にデータ収集が可能になるなど、利便性向上およびより詳細に作業内容の把握ができるようになった。
これにより、営業部門やシステム部門では作業負荷状況の把握、事務処理部門では繁忙期や業務毎の負荷状況の確認など、従来、ヒアリングや経験に頼っていた領域においても、データによる"働き方見える化"環境を提供するという。
強化の主な内容
1. 利用者の操作負荷を軽減した「業務状況の把握」
これまで必要だった業務の開始/終了・休憩の入力操作を行うことなく、PCから活動状況データを収集し、業務状況を可視化できる機能を追加した。利用者の操作負荷を軽減するとともに、業務スケジュールと照らし合わせて、業務量や工数の定量的な確認が可能になる。これにより、業務内容見直しや業務負荷分散など、個人や部門単位で業務改善や働き方改革を支援する。
2. WEBサービスの利用情報収集
新たに、ブラウザを利用したWebサービスでも、業務・作業時間集計機能を利用できるようにした。SaaSやWebベースの交通費・出張申請などの社内システムや、受発注や生産管理などの業務システムといったWebアプリケーションで作業した時間も、個別に定量的に把握できる。また、収集した利用情報についてはCSVデータで出力でき、用途に応じて 再集計や編集も行うことが可能。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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