ALSIの「InterSafe WebFilter」最新バージョン9.1は、パフォーマンスを損なうことなく、かつ低コストにSSL通信の監査を強化し、多様化するWebアクセス環境における多角的な情報漏えい対策を実現できるという。
さらに、Web分離・無害化製品との連携により、新たな脅威が含まれている可能性のある未分類サイトへのアクセスを分離・無害化し、Web閲覧を妨げることなく安全で統制されたインターネット環境を実現する。
アシストが提供する「Ericom Shield」は、ブラウザ経由でインターネットから流入する脅威を完全にシャットアウトするWebの分離・無害化ソリューション。DMZやクラウドにブラウザコンテナを配置し、100%安全なレンダリング済みの画面をユーザー端末のブラウザに送信する。使い勝手が通常のブラウジングと変わらないため、利便性を維持しつつ物理的なインターネット分離環境と同等のセキュリティを実現する。
「InterSafe WebFilter」と「Ericom Shield」の連携で実現できること
(1) Webサイトのリスクに応じたアクセス方法を提供
- 既知の安全なサイトと分類されたURL:ローカルブラウザで実行
- 禁止と分類されたURL:「InterSafe WebFilter」でアクセスブロック
- 未分類/疑わしいURL:「Ericom Shield」のブラウザコンテナでWebサイトへのアクセスを行い、レンダリング後の画面をローカルのブラウザに転送
(2) 安全なサイトへのアクセスをEricom Shieldからオフロードしてコストダウン
安全性が高く、利用頻度の高いGoogle検索ページ、Office 365、 G Suiteなどを除き、画面転送の必要があるWebアクセスに限りEricom Shieldを経由させることで、Ericom Shieldのライセンスコスト、ハードウェアコストを最適化できる。
(3) 未分類のWebサイトへのアクセスでもユーザーの業務を止めない
ユーザーが業務のために未分類サイトにアクセスする場合、ブラックリスト方式の運用では感染リスクがあった。一方、ホワイトリスト方式では、URLデータベースにサイトが登録されるまで、またはユーザー企業の判断でホワイトリストに登録するまでの時間、業務が中断されることが課題だった。
未分類サイトへのアクセスを全てEricom Shield経由でブラウジングにすることによって、ユーザーを待たせることなく、安全を担保したうえで閲覧が可能となる。