Shoeisha Technology Media

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

テーマ別に探す

JAXAの衛星データ処理システムのストレージ総容量は830TB

  2009/05/28 18:30

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「かぐや」「きずな」といった科学衛星から送られてくる大量のデータ処理システムを構築している。このシステムを構成する大規模ストレージの総容量は830TBになるという。ストレージはNetAppの製品が採用され、昨年9月に導入され現在は安定稼働している。NetAppによれば、今後もストレージの増強を続けるという。

 NetAppは28日、同社のハイエンドストレージ製品「NetApp FAS6080」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の科学衛星データ処理システムのストレージ基盤に採用され、システムが安定稼働していることを発表した。JAXAが構築したデータ処理システムのストレージの総容量は830TBに上る。

 JAXAは「かぐや」「きずな」といった多数の科学衛星を打ち上げ、宇宙観測や科学実験、実証実験などを行っている。「かぐや」の月面のハイビジョン映像や多数の観測データは、科学衛星データ処理システムによって処理され、国内外の研究機関や大学などからも利用、接続のニーズが高いという。そのためには大規模なストレージや広帯域なネットワークとシステムの信頼性などが重要となる。

 NetAppのストレージ製品は2008年9月から導入が開始されていたが、このたび、システムの安定稼働が確認された。NetAppによれば、JAXAは既存衛星からの蓄積されるデータと、新たな科学衛星の打ち上げに備えるため、今後もデータ処理システムの増強を続ける予定だとしている。

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5