IT市場でよく使われる「壊れていないものは、使い続ける」、その風潮は日本では強いと思います。ここ数年は、どっぷりとERPの世界に私は入り込んでおり、多くの見込み顧客と話をする機会があります。クラウドERPなどの新しいアプリケーションに移行できない理由として多いのは、既存のERPでヘビーなカスタマイズを行っているので、とても新しいアプリケーションへ移行できないというものです。企業によっては、時間の経過ともにそのカスタマイズした理由が不明になり、それを紐解いていくだけでも、膨大な時間が掛かるというお客様の声も聞きます。移行には、数十億から場合によっては数百億という膨大なコストがかかります。そのコストをかけて、既存のERPを移行しても、ROIが見込めない場合が多いのです。では、どうすれば良いのでしょうか?
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北川裕康(キタガワヒロヤス)
35年以上にわたり B2BのITビジネスにかかわり、マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workday、Inforなどのグローバル企業で、マーケティング、戦略&オペレーションなどで執行役員などの要職を歴任。現職は、クラウドERPベンダーのIFSでマーケティングディレクター。...
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