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執筆記事
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2022/04/22
「ジョブ型雇用」の光と影、外資30年での私の経験を共有します!
国内のIT業界でも、日立製作所、富士通、NECなどが、「ジョブ型雇用」を採用し始めています。これは、年功序列型雇用を打破して、特に給与について、年功の社員の給与を抑えて、パフォーマンスを上げる若手に多く配分するのが目的だとも言われています。私は、考えてみればもう米国企業で30年働いており、「ジョブ型雇用」にすっかり慣れてしまっています。また、Microsoft、Cisco Systems、SAS Instituteでは、「ジョブ型雇用」を進化させるプロジェクトに関わりましたので、そういう経験を...
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2022/04/08
これから到来する「4IR」(第4次産業革命)のためにSTEM教育と産学連携を!
4IRがこれからの1つのトレンドワードだと思います。4IR(The Fourth Industrial Revolution)とは、日本語では「第4次産業革命」になります。かれこれ10数年前、IoTが注目しはじめたときに、インダストリー4.0という言葉が出てきて、多くの方がもう第4次産業革命は始まっているかのように感じたかもしれません。しかし、実は第4次産業革命はこれからなのです。4IRでは、IoTや工場間のネットワーク化、ロボティクスだけでなく、AIや3Dプリント、ブロックチェーン、ビッグデ...
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2022/02/21
エンタープライズITをスマホアプリのように選ぶ時代
エンタープライズアプリケーションが群雄割拠の時代です。エンタープライズ市場向けの製品でも、ソリューションで溢れ、スマホアプリのように使い捨て感覚になってきています。こうした時代にどのようにアプリケーションを取捨選択していけば良いのでしょうか。
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2022/02/04
停滞するアジャイル開発:内製と外注とのハイブリッドモデルで再起動を
なぜ日本ではアジャイル開発が浸透しないのか――何年も続けられてきたこの議論。今回はSIをめぐる体制、ビジネスとテクノロジーのノウハウ、そして内製化と外注のハイブリッドによる開発という視点から考えてみたいと思います。
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2021/12/16
ESGを実現するパーパス経営とは何か。ビジョン・バリュー・ミッションとの関係
今回は、最近よく聞くパーパス(Purpose)を取り上げてみたいと思います。パーパスは、企業の存在意義であり、経営哲学やビジョンの一部だと考えます。正直、カナにすると、Thought Leadershipと同じくらい、ちょっとかわいく見えてしまう言葉です。
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2021/11/18
Go To Market戦略とは何か? BtoB市場で勝つための思考法
今回は、Go To Market戦略について記載します。政府の一連のGo Toキャンペーンによって、Go Toというキーワードは定着しましたが、Go To Marketはまだまだ馴染がないかと考えます。B2B世界では、Go To Marketが、ビジネス戦略の基盤になります。
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2021/11/10
DXの「X」が必要な3つの領域:物流・マスカスタマイゼーション・製造業
先日、物流メディアのマテリアルフロー様と当社インフォアジャパン社が共催した「2021ロジスティクス DXオンラインセミナー」において、国土交通省 総合政策局物流政策課 阿部竜也様に新しい総合物流政策大綱について講演いただきました。阿部様は、この新しい総合物流政策大綱は、「DXの本質はX(トランスフォーメーション)。とりわけ物流DXこそが重要」とおっしゃっていました。まったくの同感です。ではこの「X」の適用領域とは何でしょうか?