
ChatGPTはIT部門で活用できるのか? 「データベース」「プロジェクト管理」「サイバーセキュリティ」「クラウドコンピューティング」などの活用事例、生成AIを組織として導入する時のリスクやポイントについて考察します。
ChatGPTのIT部門の活用方法
話題のChatGPTは、報道によると、一般公開からわずか2ヶ月後の2023年1月に、月間アクティブユーザー数1億人を突破したと推定され、史上最も急成長を遂げた消費者向けアプリケーションになった様子です。これは、次の速さで1億人を突破したTikTokが、9ヶ月かかっていたことを考えても異常な速さです。
そんな中、EnterpriseZineの編集部から、話題の「ChatGPTのIT部門での活用方法」というお題をいただきましたので、まずはChatGPTに聞いてみました(笑)。

今回は、公開されたばかりのGPT-4を使いました。この質問では、「あなたは企業の情報システム部門のエンジニアです」というように、ChatGPTの立場を規定して、サポートできる内容を「データベース」「プロジェクト管理」「サイバーセキュリティ」「クラウドコンピューティング」のような分野を特定して聞いてみました。
ChatGPTはこのように質問をチューニングしていくことで、次第に精度が高まっていくようです。「プロンプト」という指示文を追加することが効果的です。プロンプトについては後に述べますが、ここであげたサンプルワード以外にも、どんどんプロンプトを試していくと良いと思います。
この記事は参考になりましたか?
- 北川裕康のエンタープライズIT意見帳連載記事一覧
-
- 【ChatGPT活用】生成AIはIT部門で使えるのか?失敗しない導入のための3つのポイント
- エッジイノベーション、永続的学習文化、ITaaS、信頼境界──DeepTechによって求め...
- 2023年のIT業界を大胆予測! DX第2ステージ、クラウドERPがセクシーに、内製化、M...
- この記事の著者
-
北川裕康(キタガワヒロヤス)
35年以上にわたり B2BのITビジネスにかかわり、マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workday、Inforなどのグローバル企業で、マーケティング、戦略&オペレーションなどで執行役員などの要職を歴任。現職は、クラウドERPベンダーのIFSでマーケティングディレクター。...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア