電通国際情報サービス(ISID)は、サントリーグループが、セキュリティ意識向上トレーニングプラットフォーム「KnowBe4(ノウ・ビフォー)」を導入したと発表した。対象は、世界7ヵ国、グループ会社の従業員約2万5000人だという。
サントリーグループは、情報システムを担うサントリーシステムテクノロジーの下、グローバルレベルで情報セキュリティ強化に取り組んでいる。教育コンテンツを多言語で制作する手間やコストの問題、グループ各社ごとに教育・訓練ツールが異なり、取り組み状況に偏りがあったという。
KnowBe4は、34ヵ国語に対応したセキュリティ教育コンテンツや訓練メールテンプレートを提供。サントリーグループは、従業員のレベルに応じた教育がワンプラットフォームで実現可能であることが採用のポイントだったという。また導入にあたり、グローバル全体で統一した運用を行うための権限設定や、認証システムとの連携検討などが可能な点や、早期に運用開始を見込める点も評価したとしている。
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