SAPジャパンは、村田製作所がグローバル経理財務システム基盤を「RISE with SAP」に移行し、稼働開始したと発表した。
村田製作所は、2018年に「SAP S/4HANA」を日本において稼働開始し、その後グローバル展開し、現在は海外18法人で活用。最新のデジタル技術を迅速に適用するには、クラウド化が急務だとして、2021年11月、SAP S/4HANA Cloudを中核とするRISE with SAPへの移行を決定した。RISE with SAPを利用することで、年1回のテクニカルバージョンアップ費用が不要になり、最新のテクノロジーを享受しやすくなったとしている。
また、柔軟なライセンス契約形態に変更できるため、業務形態に合わせてユーザーライセンスを最適化し、コスト削減に貢献しているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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