
DX人材、デジタル人材という言葉を、記事などでよく見かけます。でも、定義がまちまちで、同じ言葉でも、違う意味をもっていることが多いです。DX人材といいながら、実態はデータ活用のスキルだったりすることも多く、それを見るとIT後進国だと嘆いたりします。私のこの連載の主張は一貫して、「DXはデジタル技術を使ったビジネストランスフォーメーション」です。よって、DX人材とは、単なるIT技術に精通した人でも、データ活用ができる人でもありません。かの有名なジム・コリンズが書籍『ビジョナリー・カンパニー2』で「技術は業績の促進になるが、革新を作るものではない」と述べています。ビジネスモデルがイノベーションを生むのだと思います。
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北川裕康(キタガワヒロヤス)
35年以上にわたり B2BのITビジネスにかかわり、マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workday、Inforなどのグローバル企業で、マーケティング、戦略&オペレーションなどで執行役員などの要職を歴任。現職は、クラウドERPベンダーのIFSでマーケティングディレクター。...
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