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日本で芽吹く「防災テック」大分県を襲った豪雨、福井県の雪害でも活用されるSaaS生みの親を訪ねた

SNSや気象データなどから危機を可視化、迅速な防災を可能にするAIソリューション

 大雨による冠水、地震、40度を超える猛暑など危機的な状況が頻繁に発生している。気候の影響によって災害となるケースも多く、令和3年の土砂災害は972件を数えた(国土交通省発表「令和3年の土砂災害」)。7〜8月だけで8割と集中する傾向が見られるが、気を抜くことはできない。日本は東日本大震災の教訓から、河川の管理強化、堤防の高さを上げるなどハード面の対策は実施する一方、ソフト面の取り組みが遅れていると指摘するのは株式会社Spectee(スペクティ) 代表取締役 村上建治郎氏。今回はソフトウェアの活用で「危機を可視化」することを企業ミッションに掲げた同社の取り組みを紹介する。

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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