アクセンチュアは11月15日、ALBERTの公開買付けが成立し、同社を買収したと発表した。9月30日から11月14日まで行われた公開買付け期間中に応募された株券等の数が、買付予定数の下限である3分の2を超えたため、手続きが完了し、ALBERTはアクセンチュアの子会社となったという。

アクセンチュアでは、全世界でAI活用力の強化を図っている。他国の事例では、オーストラリアのAnalytics8、フランスのSentelis、インドのBridgei2iとByte Prophecy、スペインのPragsis Bidoop、英国のMudano、米国のClarity Insights、End-to-End AnalyticsやCore Competeなどの企業を傘下に加えているという。
今後同社は、企業活動で生み出されるあらゆるデータを捕捉し、企業そのものをデジタル上で再現して、データに基づく経営を実現するサービスを強化する。ALBERTの参画によって、顧客のデータ主導型経営への変革を加速するという。
なおアクセンチュアは、今後数ヵ月以内にALBERTの全株式の取得を目的とした手続きの実行を予定しており、所定の手続きを経てALBERTは上場廃止となる。
【関連記事】
・ドコモとアクセンチュア、Web3の普及と社会実装において連携に合意
・アクセンチュア、ALBERTの取得に向けた公開買付けを開始
・アクセンチュアとマイクロソフト合弁会社のアバナード、異業種向け教育プログラムの提供開始を発表
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア