2023年以降の規制厳格化を前に、一部の企業はサステナビリティ経営に本格的に取り組むための専門組織を立ち上げている。この状況はDX推進室ができた頃によく似ている。最初は少人数で始まった取り組みが、その後IT部門などの参画を経て、全社横断的な組織体制で取り組むように変わった。同様に、サステナビリティ経営で企業価値創造を志すSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の文脈で、全社横断的なSX推進組織へ発展していくとすると、IT部門の関与は避けて通れない。
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冨永 裕子(トミナガ ユウコ)
IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタン...
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