TISは、インドの経営コンサルティング企業であるVector Consulting Group(以下、Vector)と資本・業務提携し、同社を持分法適用会社化すると発表した。
Vectorは、多様な業種の企業に対してサプライチェーン、オペレーション、および顧客管理の最適化等に係るコンサルティングサービスを提供している。特に、自動車、鉄鋼、建設、製薬、小売業界等インドにおける成長著しい産業において多くの顧客を保有しており、近年では東南アジアへの展開も加速させているという。
TISは2026年にグローバル連結売上高1000億円を目指し、チャネル、クロステクノロジー、エマージングテクノロジーという3つのテーマを掲げ、ASEAN地域・中国・米国の有力企業とのパートナーシップを進めている。グローバル事業のさらなる強化に向け、中国・ASEAN地域に次ぐアジアにおける第3の有力市場であるインドでのチャネルの拡大、および既存3テーマに次ぐ新たなるテーマとしてコンサルティング事業へのバリューチェーン拡大を実現するため、Vectorとの資本・業務提携を実施したという。

今回の資本・業務提携を通じて、TISはVectorの東南アジアをはじめとしたグローバルにおけるビジネス拡大をサポートするとともに、ITサービスの分野におけるノウハウを提供することで同社のサービスラインアップ拡充に貢献するとしている。
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