アシストは、同社が提供するインターネット分離ソリューション「Ericom Shield」が、福島県南相馬市に採用されたことを発表した。
南相馬市では、仮想ブラウザ製品を導入していたが、使い勝手や安定性に課題を抱えていたとのこと。これらの課題を解決するため、同ソリューションを「InterSafe WebIsolation」として販売しているアルプス システム インテグレーション(以下、ALSI)の提案により、Web分離・無害化パッケージ「Secure Gateway Suite」へのリプレースを決定したとしている。
同パッケージには、Web無害化機能のオプション製品としてInterSafe WebIsolationが組み込まれており、そのコア技術にはEricom Shieldが利用されている。また、InterSafe WebIsolationは、従来の仮想ブラウザ製品と比較して、セキュアで使い易く、パフォーマンスも安定した仮想ブラウザを提供しているという。
同ソリューションの仮想ブラウザを利用することで、利用時のIDとパスワードの入力や、ファイル無害化の手動操作など手間のかかる作業が不要となり、職員の業務効率も向上したとのこと。職員からの問い合わせ数も減り、管理者側のサポート負荷も軽減されたとしている。
アシストは今後も、ALSIとのパートナーシップを強化していき、南相馬市の地方自治体での導入実績を活用して、InterSafe WebIsolationの拡販を支援するという。
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