グローバル利用も想定、将来的にはEAIのような発展を視野に
SMOOZは手軽さとガバナンスで、うまくバランスをとるように配慮されている。ノーコードで非エンジニアでもメンテナンスができるようなUIに加え、権限管理や操作ログを残せるようにしている。柴田氏は「手軽にできますが、きちんとガバナンスを効かせて適切なデータ管理ができる状態にしております」と話す。
ノーコードでデータ更新できるのは非エンジニアにとってはありがたいが、エンジニアにとっては不自由さや物足りなさを感じてしまうかもしれない。「SQLのほうが楽だ」とSQLを使いたくなることもあるだろう。そのため、プロプラン販売開始後には、コマンドラインでSQLを発行できるような機能も用意する予定だ。手軽さが制限にならないように、高度さとの両立も図る狙いだ。
ところで、どのようなユーザーや環境にSMOOZは向いているだろうか。柴田氏は「ピンポイントで申し上げるなら、スクラッチからのシステム開発ニーズを多く持つ企業です。大手企業の情報システム子会社が最も向いていると考えています。こうした企業は次々とシステムを開発しなくてはいけません。DXに取り組む中で新規システムを開発しようとしているのであれば、マスタデータメンテナンス機能はSMOOZを使えば開発工数もコストが抑えられます。浮いたコストはビジネスインパクトが見込める新規機能開発に向けていただくことができます」と話す。
続けて芝田氏は「既に開発を終えたシステムでも、もちろんお使いいただけます。予算不足や何らかの理由でマスタメンテナンス機能を十分に作り切れず、エンジニアがSQLでデータをメンテナンスしているような環境であれば、SMOOZを使えば非エンジニアの業務担当者でもデータの保守が可能となります」と補足する。
データメンテナンスがSQLスキルを持つエンジニア頼みとなると、エンジニアは業務が増えてしまい、ビジネス部門は待ちが生じてしまうため、どちらにとっても幸せではない。芝田氏は「マスタデータメンテナンスはやはり保守作業となるので、SMOOZで自分たちのビジネスを拡大するほうに投資を向けられるようになるといいと思っています」と話す。
直近は対応データベースを増やしていくことに取り組むという。さらにその先について柴田氏は「機能面で見ると、複数システム間のデータ連携などEAI(Enterprise Application Integration)的な発展もありうると考えています。お客様の声をもとにサービスのロードマップを作っていきたいです。既に日本語以外にも英語とベトナム語にも対応しており、グローバルで使ってもらう想定で開発しています」と話す。
最後に柴田氏は「今は新しい技術を採用していくことで、生産性向上や付加価値向上にチャレンジできる時代です。SMOOZのように世の中にあるものを組み合わせることで、より便利になる世界を皆さんと一緒に作れたらうれしいです。まずは無料トライアルを試してみてください」と呼びかけた。
無料トライアルをご検討の方は、まずは資料ダウンロードを!
本記事で「SMOOZ」に興味を持たれた方は、SMOOZ公式サイトから資料ダウンロードやお問い合わせが可能です。クラウド型マスタメンテナンスツールでデータ管理・更新を簡単にしたい方、ブラウザ操作でデータベースのデータを管理したい方は、ぜひお気軽にご連絡ください!