三層分離モデルの弊害を“三重県らしいゼロトラスト”で解消へ 自治体の先駆けとなり得るセキュリティ変革
次なるステップは「利便性とセキュリティのバランス」がとれたテレワーク環境の充実
三重県では現在、行政の様々な分野において積極的にDXを推進している。県庁内の業務をデジタル技術により変革する「県庁DX」にも力を入れており、既存の三層分離ネットワークモデルを見直すとともに、クラウドサービスやテレワークをセキュアに利用できる「ゼロトラスト」のネットワークモデルの運用を既に始めている。「ゼロトラスト」の概念を取り入れている自治体の事例はあまりなく、先進的な取り組みと言えるだろう。この取り組みの背景や経緯、今後の抱負などについてキーマンに訊いた。
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吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)
早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。
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