SBテクノロジーは、国内でCentOS Linux(以下、CentOS)6・7・8を利用している組織向けにセキュリティ対策を行う修正パッケージ「CentOS延長パッケージ」を、2024年1月25日から提供開始した。
CentOS延長パッケージは、SBテクノロジーの子会社であるサイバートラストが提供するCentOSのセキュリティパッケージを、最短3ヵ月から顧客ニーズに合わせた契約期間で利用できるサービス。コミュニティによるメンテナンスが既に終了しているCentOS 6・8およびこれから終了を迎えるCentOS 7について、それぞれの終了日から4年間セキュリティパッケージを提供するとしている。なお、同サービス内で提供するセキュリティパッチは、米CloudLinuxが開発を行うという。
今後は、CentOS 6の再延長パッケージを2024年12月1日から2026年11月30日まで2年間の提供を予定しているとのことだ。また、LinuxディストリビューションのひとつであるUbuntuの16.04 LTSおよび18.04 LTSの延長パッケージについても、年内を目途に提供を予定しているという。
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