“組織のハズレ値”が注目するDataikuによるAI革命──三菱電機とJ&Jのリーダーが展望を語る
「EVERYDAY AI SUMMIT TOKYO」基調講演レポート
「今日、ここに来てくれている“組織のハズレ値”な皆さんが、組織の誰もがデータから価値を生み出すことを示すことができれば、日本でも必ずAIによるイノベーションが生まれてくる」──7月19日開催されたDataiku Japan主催の「EVERYDAY AI SUMMIT TOKYO」の基調講演の冒頭で、同社 取締役社長 カントリーマネージャー 佐藤豊氏はやや煽り気味のフレーズで聴衆に呼びかけた。2013年にフランスで創業したDataikuは、GE・アビエーションやモデルナ、BNPパリバなどを顧客に抱え、グローバルで急速に拡大しているAIカンパニーだ。もっとも日本市場でも導入が徐々に始まっているものの、グローバルの勢いにはまだ追いついていない。国内外を問わず、数多くのベンダーが日本企業への導入を狙うなかにあって、ハズレ値の人々はなぜDataikuに興味をもったのか。本稿ではカンファレンスに登壇した三菱電機 DXイノベーションセンター長 朝日宜雄氏およびジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニー 代表取締役プレジデント 森村純氏のプレゼンから、日本企業のハズレ値な人々がAIによるイノベーションを実現する可能性を見ていきたい。
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五味明子(ゴミ アキコ)
IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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