総合的なBI 基盤能力が問われている
データウェアハウスやBIを導入するときにベンダー側に必要なものは、単にツールやアプリケーションの機能やデータベースを統合する技術的なスキルだけでないと考える。ツールや個々のソリューションについては、大手ベンダーの高機能な製品は多数存在している。我々はメーカーではないので、まず、これらのツールの特徴を把握し、ニーズに合わせた選択や組み合わせをできる能力やノウハウ=「総合力」が重要だ。
そして、統合データベースを構築することは、技術的にシステムをつなげるだけでなく、組織的な統合や、それに関わる人間を含めた連携も構築できないとシステムはうまく回らないことを経験的に知っている。データを集めるだけでも時間はかかるし、同じ社内でも、各部門が蓄積したデータを統合する場合に部署ごとのハードルが存在することもある。BIシステムを提供するソリューションは、これらを文字通り統合する基盤能力が問われるビジネスである。
総合的な基盤能力こそ、独立系のベンダーがとるべき戦略であり、14年間のデータウェアハウスやBI の最前線で多数のシステムや現場となるさまざまな企業との接触、構築によって培われたジールならではのコアコンピタンスだ。
IBM、オラクル、SAP と優秀なBIソリューションを展開する基幹システムベンダーが存在する。それぞれが先進的で高機能なソリューションを持っている。では、うちの会社にはどのベンダーのどのシステムがいいのだろう、となったとき、BI 製品のそれぞれの長短を知り抜いた客観的な立場から、顧客に最適なシステムの提案が出来る企業の存在が必要であり、当社はそのような存在になりたいと考えている。また、今まさにそれが問われている時代だと認識している。
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