富士通は、オフィスコンピュータ(以下、オフコン)向けサービスとして、専門家アドバイザリーサービス、資産分析・可視化サービスを2025年4月より国内で提供開始すると発表した。

今回、レガシー技術に精通した専門エンジニア「モダナイゼーションマイスター」がオフコンシステムを最適な手法・技術でオープンシステムへ刷新するための構想策定と検討を支援するアドバイザリーサービスや、生成AIを活用してオフコンシステムの最適なモダナイゼーションの計画策定を可能にする資産分析・可視化サービスなどを提供。同社は、全国の販売パートナーと共に、オフコンシステムの資産分析から標準機能に業務を合わせるアプローチによる汎用的な業務パッケージ製品への移行や、既存のCOBOLアプリケーション資産の変換、最新のSaaSサービスを組み合わせた再構築にわたり手法を提案することで、生産性向上やデジタル化を支援するとのことだ。
なお、オフコンシステム環境を同社のデータセンターで運用する「Cloud Service for オフコン」については、同サービスを提供する連結子会社エフサステクノロジーズが今後のサービスロードマップを公表。同サービスの販売を2025年度に、サービス提供を2030年度に終了するという。
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