SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2024 Summer

2024年6月25日(火)オンライン開催

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

時間がない人に贈る“スグ作れてスイスイ通る”企画書作成術

今、スピード感のある企画書が求められている~はじめに

第0回

ビジネスのスピードが加速している現代では、クライアントも忙しい。自分だって忙しい。そんな中、求められる企画書スタイルとは「スピード感」だと思います。この連載では、『「速く」「通る」企画書をつくるために、すぐに使える技術』を解説していきます。

100ページを超える企画書に出席者全員が「気絶」

 今回から企画書Hack!講座を連載することになりました。

 本編に入る前に実際に経験したことをご紹介します。わたしはだいたい「プレゼンする側」なのですが、あるプロジェクトメンバーの時に「プレゼンされる側」にまわったことがあります。システムのリニューアルに関して大手三社のプレゼンを受けたのですが、その中の一社のことです。

 何と総勢10人ぐらいでやって来ました。その中の1人がプレゼンテーターをつとめるようで、100ページを超える企画書が配布されました。先方も含め10数人全員に配布されたのですが、恐ろしい枚数をプリントアウトしたものです。

恐ろしい企画書

 まあそれはよしとして、プレゼンテーターが企画書を読み始め、「では2ページ目」「次は3ページ目をご覧下さい」とすすめていくのですが、「では20ページ目」と、いつまで経ってもそのペースが変わりません。すでに1時間近く経過していきます。「このペースで最後まで読むのか」と思って、こちらサイドのメンバーを見たら、全員すでに遊体離脱状態でぐったりしています。「これじゃ終わりませんよ」と、こちらのプロジェクトリーダーに耳打ちすると「せっかく説明してくれているんだから、聞いてあげようじゃない」と力なく答えます。

 さらに驚きは、その間、向こうの残り9人が黙ってページをめくっていること。会場の中には「ペラッ」という紙をめくる音が一斉に響きます。「では89ページ目」「では90ページ…」。終わったのが3時間後。東京から新幹線に乗れば新神戸に着いていそうな時間です。ようやく牢獄から解放されました! 途中で「この苦しみから解放してやるからサインしろ」といわれたらサインしたでしょう。そういう深い戦略だったのかも知れません。

 プレゼンの結果? まあ、説明するまでもないでしょう。

長い企画書にはサマリーをつけろ!

 今回の例は、誠実に全部説明しようとして、こんなことになってしまった事例です。量が多いから悪いと言うことではないのです。考え得るいろんなパターンを念入りに説明しなくてはいけないときもあるでしょう。では、どうすれば良かったのでしょうか?

 サマリーをつけてくれればよかったのです。必要な部分を5~10枚ぐらいにまとめて。

 決裁権を持つ人間がいるのだから、サマリーを説明して、あとは必要な部分だけ、大量のペーパーから、かいつまんで説明してくれればいいやり取りができたはず。

 かつて、たくさんの分量の企画書をつくることがクライアントへの努力の見せ方だ、と真面目に語っていた人がいました(本当です。筆者の耳が聞きました)。

 それは自己満足に過ぎないのではないかと思っていましたが、黙っていました。そして月日が流れ、現在は事業のスピードがますます速くなっています。クライアントも忙しい。自分だってさまざまな案件を抱えている。そんな中、求められる企画書スタイルとは「スピード感のある企画書」だと思います。そこには2つのスピードの意味があります。

  1. スピード感を持って作成すること
  2. スピード感のあるプレゼンができること

 本連載では、『「速く」「通る」企画書をつくるために、すぐに使える技術』を伝授することを目的とします。次回から具体的なスキルをご紹介していきたいと思います。ぜひお楽しみに!

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
時間がない人に贈る“スグ作れてスイスイ通る”企画書作成術連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

藤木 俊明(フジキ トシアキ)

早稲田大学教育学部卒業(広末涼子やハンカチ王子の遠い先輩)。リクルート、ぴあを経て、現有限会社ガーデンシティ・プランニング代表取締役/明治大学リバティアカデミー講師。プレゼンツールの制作に定評があり、講演、セミナー活動の他、下記の著書を出版。とくに「明日のプレゼンで使える企画書・提案書のつくりかた」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/230 2007/11/20 12:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング