日立ソリューションズは4月7日、スマートフォンによる複数荷物の高速スキャンが可能な「複数コード対応高速スキャン提供サービス」の提供を開始した。同サービスは、2026年4月1日に改正された物流効率化法に対応し、一定規模以上の製造業や流通業が特定荷主に指定されることを受け、荷役業務の実態把握や改善状況の報告を支援する。
新サービスは、スマートフォン向けアプリケーションを活用し、従来の専用スキャナ端末を使わずに、複数のバーコードやQRコードを同時に読み取ることが可能であるという。Scandit AG.のMatrixScan技術を用い、1分間で最大480件の高速スキャンを実現。これにより、検品や入出荷作業を効率化し、作業ミスの低減にも寄与する。
取得したデータは、管理者用Webアプリケーションで検品から受領完了までの作業時間をさまざまな観点で集計・可視化できるという。特定荷主となる企業は、委託先も含めた作業負荷を把握し、業務改善や入庫計画の管理に役立てることができるとした。さらに、SCMや在庫管理システムとも連携可能でデータ活用も支援する。
日立ソリューションズは2020年からScandit AG.とのライセンス契約のもと、バーコード活用ソリューションを展開し、さまざまな業務プロセス効率化で実績を重ねてきた。今後は本サービスを基点に、物流プロセス全体のデータ活用や計画策定・報告業務の効率化を推進していく方針だ。
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