2026年9月2日、シヤチハタ、エヴィクサー、サイバートラストの3社は、コンテンツ来歴検証サービス「SIGNED SOUND(音のしるし)」にC2PA署名主体の確認機能を実装したと発表した。これにより音声コンテンツがいつ、誰によって署名されたかを確認でき、配信・放送後の音声でも正規コンテンツであることが国際標準で証明可能となったとする。
今回、SIGNED SOUNDでは、エヴィクサーの音響識別技術「C2PAソフトバインディング」と、サイバートラストの電子証明書「iTrust C2PA用証明書」を活用し、配信元がコンテンツに来歴情報を付与できるようになった。配信後も視聴者や二次拡散先は、登録原本との照合と署名主体・署名時刻の確認が可能となる。これによりディープフェイクや偽情報の拡散リスクに対して正規性を示す環境が整備されるとのことだ。
従来、来歴情報はファイルに付随していたためSNS投稿や再エンコード時に外れてしまう課題があった。今回の「ソフトバインディング」実装により、音響電子透かしや音響フィンガープリントを用いて、音声コンテンツから来歴を再照会可能になったとする。
なお、C2PA署名情報はサイバートラストの電子証明書とタイムスタンプで担保。SIGNED SOUNDはコンテンツの来歴や真正性の参照情報を提供するものであり、発信者の法的権限や内容の真実性を保証するものではない。
今後、3社は自治体や報道機関、企業の広報・IR向けにも同様の仕組みを展開し、API・SDK提供の検討も進めるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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