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本物に会える場所にIT技術者を目指す学生を!~Agile 2010 Conference

Agile 2010特別レポート

2010年8月9日~14日の5日間、米国フロリダ州のオーランドで「Agile 2010 Conference」が開催されました。アジャイル開発に関するカンファレンスの中でも最大級のイベントに、今年は国内の有志による学生派遣プロジェクトによって現役大学院生が参加。本稿では会場の様子や感想についてレポートしていただきました。

 

毎年、アメリカで開催されるアジャイル開発最大級のカンファレンス「Agile Conference」。今年は「本物に会える場所にIT技術者を目指す学生を連れて行きたい」という理念に賛同した有志による派遣プロジェクトが実行されました。企業や個人など多くの方々による支援の下、ポジションペーパーによる選考を経て、Agile2010に派遣された、私、細澤あゆみが企画の発案者である株式会社QUICKの川口泰伸さんとともにイベントをふりかえります。

 

本番は夜から!? 眠らないアジャイルの祭典「Agile2010」

川口

「アジャイル関連の最大のイベント『Agile2010』にもっとたくさんの日本人を送り込もう!」という目的の下、有志の支援を受けて今回派遣されたのが細澤さんだったわけですが、、、まずは参加してみてどうでしたか?

会場となったホテルの外観
会場となったホテルの外観
細澤

5日間、本当に楽しかったです!今年は38カ国1400人の参加だったそうなのですが、そのような大規模なカンファレンスに参加したことがないので、数に圧倒されました(笑)。毎年、参加されているアジャイル上級者の川口さんから見て、今年のカンファレンスの雰囲気や内容はどうでしたか?

川口

雰囲気は昨年以上だと思いました。盛り上がりが年々増しているようにも感じるので、来年も楽しみです。ただ、会場変更の影響だと思いますが(※)、4日目のバンケットで基調講演できなかったのは痛かったですね。

参加者でにぎわう展示ホールの様子
参加者でにぎわう展示ホールの様子
 

それから、セッション終了後に毎日のように催される飲み会の影響かもしれませんが、最終日はちょっと人が少なめでしたね。私自身はみなさんについていけませんでしたが(笑)、きっと夜も楽しかったんだろうと想像しています。

著者注

当初予定されていたナッシュビルが洪水で会場となるホテルが利用できなくなったため、急遽オーランドに変更になった。

細澤

参加前から「本当のセッションは夜からだ!」と聞いていたので、気合いを入れて臨みました(笑)。実際に、昼間のセッションよりも夜の方がたくさんの人たちと深い議論ができましたね。結局5日間、夜はほとんど寝ていません。

川口

夜が本番だとは言いましたが、寝るなとは言ってないです(笑)。どんな話で盛り上がっちゃったんですか?

細澤

今、私は研究室のプロジェクトでPMを任されているので、「PMとは何か?」と問いかけてみたり、「なぜこのカンファレンスに参加しているのか?そのモチベーションはどこにあるのか?」と聞いてみたり。

 

参加者の多くはコーチングやコンサルティングを普段の仕事にしている人たちで、学ぶというよりも仕事のネタを探しにきていました。だから、とても意識が高いんです。お話をさせていただいてとても刺激になりました。私の拙い英語にも真摯に耳を傾け、回答する姿勢も勉強になりました。もちろん、日本からの参加者ともたくさんお話しましたよ。

参加者とのコミュニケーションも大切な魅力の一つ
参加者とのコミュニケーションも大切な魅力の一つ

 

川口

日本人と話すことも価値があるんですよね。 日本からだけでなく、米国や欧州に在住のエンジニアの人もいます。みんな、自分から「ここに来たい」と考えて、費用を工面したり、会社を説得したりして、なんとか時間を作って、ここに来てる。

 

「会社が行けっていうから来ました」なんていう人は一人もいないわけです。ここにあるのは、年に一度だけの密度の濃いコミュニティ。そういう人たちと話せるだけでも、すごく勉強になるんじゃないかな、って思います。

細澤

確かに。欧米出身の日本在住のエンジニアの人もいましたね。文化も背景も違う人たちが、同じテーマで真剣に夜通し議論している姿はかっこいいなと思いましたし、私も早くその中に入りたいです。(次ページへ続く)

次のページ
お土産の袋詰めもアジャイルにこなす「Agile2010」

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この記事の著者

川口 恭伸(カワグチ ヤスノブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

細澤 あゆみ(ホソザワ アユミ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/2507 2010/09/22 00:00

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